top of page
Tier2
-
1
Actinomyces naeslundii
アクチノマイセス・ネスランディ

関連している疾患

歯根膜感染症/放線菌症

キーワード:

プラークに存在、Porphyromonas gingivalisと共存、歯周病、虫歯

Actinomyces naeslundiiは嫌気性の放線菌の一種で、歯の表面含む口腔に生息する。糖を分解して歯周病や虫歯の形成に関与することが知られている。

Tier2
-
2
Actinomyces viscosus
アクチノマイセス・ビスコサス

関連している疾患

歯周病

キーワード:

歯周骨の消失

歯周病モデルラットを使用した試験において、Actinomyces viscosusは歯周骨の消失に関与することがわかっている

Tier2
-
3
Aggregatibacter actinomycetemcomitans
アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス

関連している疾患

歯周病/糖尿病/動脈硬化/心疾患

キーワード:

歯肉炎や歯周炎、糖尿病、心血管系の循環器疾患

Aggregatibacter actinomycetemcomitansは未成年の歯周炎原因菌として知られている。若年者の歯周炎の90%でこの菌が検出され、成人の歯周炎では30%の患者から検出される。多くの病原因子を持っており、口腔内での集合体の形成や歯肉への進入、宿主の免疫反応を回避する性質があります。心疾患峡狭冠動脈にできたプラークや動脈瘤病変からAggregatibacter actinomycetemcomitansのDNAが検出されている。また、この菌はType2糖尿病患者で健常人に比べて高頻度に検出される。

Tier2
-
4
Bacteroidales_[G-2] bacterium_HMT_274
バクテロイデスバクテリウムHMT_274

関連している疾患

歯周炎

キーワード:

歯周炎

歯周炎との関連が報告されている。

Tier2
-
5
Bulleidia extructa
ブレイディア・エクストルクタ

関連している疾患

歯周炎

キーワード:

歯周炎

Bulleidia extructaは進行した歯周炎部位から検出される

Tier2
-
6
Campylobacter concisus
カンピロバクター‐コンサイサス

関連している疾患

歯肉炎

キーワード:

歯肉炎、歯周炎、腸炎

Campylobacter concisusは歯肉炎を起こしている口腔から検出される菌である。同時に腸の慢性的な炎症にも関与しており、腸の炎症疾患であるクローン病の患者からも検出される。

Tier2
-
7
Campylobacter gracilis
キャンピロバクター・グラシリス

関連している疾患

歯周病

キーワード:

歯周病変部位で検出

Campylobacter gracilisは健康なヒトの口腔内にも存在するが、急性・慢性歯周炎の唾液やプラークからも検出される。

Tier2
-
8
Campylobacter rectus
カンピロバクター・レクタス

関連している疾患

歯周病

キーワード:

歯周病、妊娠期の歯周病

Campylobacter rectusは歯周病病変での検出率は低いですが進行性の歯周病局所に急増することがあり、また女性ホルモンにより増殖が促されることから妊娠期の歯周病の進展にかかわっていることが知られている。

Tier2
-
9
Campylobacter showae
キャンピロバククー・ショウアエ

関連している疾患

歯周病

キーワード:

急性・慢性歯周炎

Campylobacter showaeはほかのCampylobacter 属菌とともに歯周病患者の唾液やプラークから検出される菌。

Tier2
-
10
Cryptobacterium curtum
クリプトバクテリウム・カーツム

関連している疾患

歯周病

キーワード:

歯周病変部位で検出

Cryptobacterium curtumは歯周病や虫歯患者の歯周ポケットから見つかる菌。

Tier2
-
11
Eubacterium infirmum
ユウバクテリウム・インフィルマム

関連している疾患

歯周炎

キーワード:

インプラント周辺炎

健康なインプラントでは少ないが、インプラント周辺炎を起こした部位では高頻度に検出される。歯周ポケットに存在し酪酸を生成し、酪酸には歯肉の細胞増殖を抑制する作用がある。

Tier2
-
12
Eubacterium nodatum
ユウバクテリウム・ノダタム

関連している疾患

歯周炎

キーワード:

歯周病変部位で検出

Eubacterium nodatumは進行性の歯周病変部位で増えていることが報告されている。さらに歯周ポケットが深くなっているほどその存在量が増える傾向があり、同様の現象はP gingivalis, T forsythia, T denticola, P micra, P intermediaなどの各種歯周病菌に共通して観察される。

bottom of page