
JSMD(Japanese Skin Microbial Database)は、
日本人の頬から採取した肌フローラを分析したデータベースです。
健常人の肌フローラと肌状態を分析し、肌状態と有意なフローラの相互関係をまとめ上げました。
さらに肌フローラに関連した最新の化粧品原材料の文献も毎週アップデートされ、研究や製品開発のための重要な情報をいち早くキャッチすることができます。
For English, please visit https://www.w-fusionus.com/

JSMDご紹介
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JSMD 日本人肌フローラデータベース
16sメタゲノムシーケンスデータのうち、シーケンス領域、試薬、シーケンスの品質など一定の基準をされたデータと、同じく曖昧性のない回答から作られた日本人健常人の肌状態(アンケートを利用)を分析したビッグデータです。

検出されている肌フローラの割合と着目フローラが肌状態に影響を与えるオッズ比と、肌状態との関連性統計解析結果などさまざまな角度からの解析結果を参照できます。
各フローラごとにどのような特徴が見られるかをアンケートの答えを集計したオッズ比で表示

肌タイプ毎の肌フローラの占有率のバーグラフで視覚化

肌タイプ毎の肌フローラの占有率とP値

肌タイプ毎のPCoA解析結果

肌フローラ文献ナビ
NCBI (米国立バイオテクノロジー情報センター)が提供しているPubMedで提供している論文を、最新(約1週間)、今月、今年、過去 5 年の期間で特殊な手法で検索した結果をまとめ見ることができます。(*1)
検索に利用しているキーワード辞書は、以下を利用しています。(*2)
- 日本人肌フローラデータベースに登録のある全肌フローラ
-原材料: 欧Cosmetic Ingredient Database (CosIng)
-原材料の機能 (モイスチャーなどの機能用語)
(*注1-1)原材料によっては文献情報がないため、肌フローラと紐づかないことをご了承ください。
(*注1-2)対象が医学論文であるために、疾患と紐付けられた論文が多いことをご了承ください。
(*注2)辞書や検索アルゴリズム・フィルターはLSKBエンジンを利用しています。LSKBのバージョンアップに同期して本機能は定期的にバージョンアップされます。
肌フローラに関連する原材料と文献を探す

検索された文献は、最新、過去1月、1年間、過去5年のデータが参照できる

原材料から関連フローラと文献を探す

原材料の機能から文献を探す

JSMDの主な機能をQA方式でまとめました
【Q1】JSMDではどのような情報が見られるのですか
ゲノム解析による肌フローラデータと文献マイニングデータです。ゲノム解析では菌の種レベルで解析した日本人健常人の肌状態と、それに対する肌フローラの特徴を見ることができます。
文献マイニングデータでは、肌フローラと化粧品原材料の関係を示す文献を閲覧できます。
【Q2】JSMDに利用している肌フローラデータと肌状態はどのような基準で作られていますか
肌フローラデータは、次世代シーケンサーを利用したゲノム解析データを利用しています。実験に利用するプライマー試薬のバージョンとQCをパスした実験データのみを利用しています。
肌状態はアンケートの答えを利用しています。
【Q3】JSMDで確認できる肌フローラの詳細情報について教えてください
主に
・検出されている肌フローラの割合
・アンケート結果の肌状態から肌フローラの状態を逆引き
・着目フローラが肌状態に影響を与えるオッズ比と、肌状態との関連性のP値
・肌状態に対してのPCoA解析結果
・肌状態から見たときの各肌フローラの占有率、P値、バーチャートでの占有率視覚化グラフ
【Q4】JSMDの文献マイニング情報はどのように作られていますか
文献検索のキーワードとして、JSMDに格納される肌フローラ(種レベル)と欧Cosmetic Ingredient Database (CosIng)に登録されている原材料名を利用しています。原材料はモイスチャーなどの機能とも結びついており、その機能に関する用語もキーワードとして利用しています。
NCBI (米国立バイオテクノロジー情報センター)が提供しているPubMedの最新(約1週間)、今月、今年、過去 5 年の論文情報を特殊な手法で検索した結果をまとめて提供しています。
(注1)原材料によっては文献情報が無いため、肌フローラと紐付かないことをご了解ください。
(注2)PubMedは医学論文データベースであるために、各種疾患関連情報の論文も含まれていることをご了解ください。
【Q5】JSMDの情報はどのように活用すればよいですか
肌フローラに着目した化粧品やケア用品の開発に役立ちます。独自に実験を実施することなく、日本健常人の肌フローラの傾向と肌状態から着目したい有意な肌フローラ群を選べます。さらにそれらと原材料の関係も知ることができます。
また、原材料から文献経由で肌フローラとその肌タイプを確認することで、有意性があるかどうかの判断も可能となり、高価な実験をせずに検討可能です。