COMA pro -口腔内細菌検査サービス


製品カタログ
COMApro利用目的
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歯周炎・インプラント歯周炎の検査
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歯周病治療前後の比較
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サプリメント効果の比較
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治療薬効果の検証
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疾患原因細菌の特定
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口腔内細菌バランスの分析
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歯周病による感染症原因菌の分析
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全身疾患のリスク分析
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各種研究テーマに合わせた分析
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動物を利用した検査
NCBI 16s Microbial データベースを用いた解析の特徴
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約15000種類の菌データベースを用いた解析
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サンプルごとの詳細菌種分類提供 (Speciesまでの各属ごとの菌種分類表、パイチャート、多様性指数)
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全サンプルの群間比較 (バーグラフ)
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主成分分析など統計結果を提供
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正確な多様性指数の提供
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その他様々なオプション解析が可能

S-KIN :肌フローラバランスチェック
COMA どなたでも利用できる口内フローラチェックサービス
口内フローラ分析の目的
口腔内の菌全体をチェックして歯周病などのリスクがわかり、健常な人の健康管理にも役立ちます。
歯周病や、齲歯は、口内に存在する数種類の細菌との関連性が言われています。
これらの細菌は歯周病以外にも、様々な疾患とも関係があることが近年わかってきています。例えば糖尿病や心内膜炎です。
その他、誤嚥性肺炎や、感染症予防にも口腔内環境が左右することがわかっています。COMAは細菌の分布状況から口内環境を見るためのチェック法です。
*COMAでは細菌を検出しています。中にある真菌(誤嚥性肺炎に直接関係すると言われる)やウイルスは検出していません。
フローラ検査で自分の口の中を「見える化」すると、あなたの重大疾患リスクがわかります!
COMAでは400種類の細菌を検出し、主要35菌種のレポートと多様性を見ることができます。
口腔内には、約700種類のフローラが常在すると言われています。
中には、歯周病の原因となるフローラや、全身疾患のリスクとなるフローラなどが含まれている他、
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歯周病に関して疑わしいフローラ
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良い方向性のフローラ
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機能のわかっていないその他フローラ
などのフローラの分布を見ることで口腔内のフローラバランスもチェックできます。
# 重要!早めの歯周病治療 COMAで口内フローラチェックを実施しよう
健康な歯も歯垢がたまっていくと歯肉の炎症を引き落とし、炎症が進むと歯周ポケットができ、歯周炎を引き起こします。
悪化すると歯槽骨の破壊も進み歯が抜け落ちてしまいます。
フローラの状態を確認しながら歯周病対策を行ない、歯を失うことを防ぎましょう。

# 体の健康維持のため、COMAで口内フローラチェックを実施しよう
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歯周病が原因の疾患が近年わかってきています。例えば糖尿病や心内膜炎は多くの論文が発表されています。
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その他にも口腔内には全身疾患のリスクとなる細菌が存在することも報告されています。 リューマチや肺炎などがその例です。
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歯周病の治療だけではなく、口腔内ケアを持続して行うことは健康維持に重要です。
口内フローラ分析でわかること
# COMAは口内フローラの状況を見える化します
歯周病、う歯、全身疾患のリスクに関係のあるフローラの占有率を求めて「良好」「注意」「危険」の3段階の注意をうながすと共に、各フローラの占有率を表示。この占有率は、治療やさまざまなケアを行った前後で比較するときの指標となります。
COMAでは、確実に機能が判明している35種のフローラ(当社基準)については、
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Red Complexと言われる悪玉フローラのグループ
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その他の歯周病、う歯の原因となるフローラのグループ
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全身疾患のリスクがあるフローラのグループ
をフローラ名とリスク疾患名、各フローラの占有率をレポートします。
#1 Red Complexと言われる悪玉フローラのグループ

#2 その他の歯周病、う歯の原因となるフローラのグループ(一部)

#3 全身疾患のリスクがあるフローラのグループ(一部)

#4 400種類のフローラバランスで評価
歯周病や全身疾患のリスクを持っているフローラの他、「周病に関して疑わしいフローラ」、「良い方向性のフローラ」、「機能のわかっていないその他フローラ」などがどのくらいの割合で占めているかがわかります。

# COMA試験でわかるリスク疾患
22種類の疾患が35種類のフローラに関連付けられています。いずれも、論文などのエビデンスに基づいています。
これらの関連付けは、新規論文が発表されると更新されます。
歯周病
糖尿病
動脈硬化
心疾患
歯周炎
う歯
歯根膜感染症
歯内下歯石
心内膜炎
化膿性胸膜炎
リューマチ
梅毒
胃腸炎
胃潰瘍
髄膜炎
下痢
敗血症
肺炎
細菌性心内膜炎
扁桃炎
妊娠性歯内炎
冠動脈性心疾患
さらにお伝えしたいこと
# 口腔ケアが感染症をから身を守れます
口は食べ物などさまざまな物質が入ってくる入り口であり、我々は様々な菌(細菌や真菌)と共存して生きています。
まず、口腔内の感染症の代表は、歯周病と虫歯であることは確実です。口腔内環境を悪くすると、細菌が肺の中に入り、お年寄りなどが誤嚥性肺炎を引き起こす原因ともなりかねません。口腔ケアと、インフルエンザなど様々な情報が発信されています。
口腔内の環境を良くすることで、様々な感染症から身を守りこともできます。
Googleのキーワードは「口腔ケア 感染症」です。一度調べて見てください。
TechVenture総研の山口代表がさらにわかりやすく記事にしてくれていますので参考にしてください。【詳細はこちら】
# 口内環境はヒトゲノムとは異なり、変化するもの
ヒトのゲノム情報は、がんや、抗癌剤治療や放射線治療など、大掛かりなことを行わない限り変化することはありません。
しかし、口内フローラや肌フローラは生活や環境、ケアによって日々変化しています。一生懸命にケアを行った後に、再度試験を行うと良い方向へ変化していることも多いです。このような様子が客観的にわかるのがCOMA口内フローラ試験や、S-KIN肌フローラ試験です。

COMAキットと入手方法
# キットと利用の流れ




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マニュアルに従ってサンプル収集を行ない、付属の封筒で返送してください。
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年齢や性別を問わずにご利用いただけます。
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唾液キットであれば、一般の方でも安全に口内フローラチェックを行うことが可能です。